「賃貸だから壁に穴は開けられないし、DIYは無理」──そんなふうに諦めていませんか?
実は今、SNSやDIY系ブログで話題になっているのが、壁を傷つけずに収納やインテリアを自由に作れる突っ張りアイテム「ラブリコ(LABRICO)」です。
必要なのは、市販のツーバイフォー木材とラブリコ本体だけ。
工具や電動ドリルすら不要で、賃貸でも安全・簡単に“壁面DIY”を楽しめる画期的なアイテムなんです。
この記事では、DIY初心者にもわかりやすく、
- ラブリコの仕組みやディアウォールとの違い
- 必要な材料と選び方
- 設置の流れとコツ
- おしゃれな活用アイデア事例
- 初心者におすすめのスターターキット
…まで、実体験をもとに丁寧に解説していきます。
「お部屋の収納を増やしたい」「推しグッズを飾りたい」「生活感を隠したい」そんな願いも、ラブリコなら叶います。
自分らしい空間づくり、あなたも今日から始めてみませんか?
ラブリコとは?|賃貸のDIYを変えた“突っ張りアイテム”
● 壁に穴を開けずに「柱」が作れる、画期的なDIYパーツ
「ラブリコ(LABRICO)」とは、2×4(ツーバイフォー)木材の両端に装着し、上下に突っ張ることで柱を作れるDIY補助パーツです。
最大の特長は、壁や床、天井を傷つけることなく柱を立てられる点。つまり、賃貸物件でも安心して使えるのが最大の魅力です。
設置は非常にシンプルで、ラブリコのキャップ内にあるスプリング構造が木材をしっかり固定。工具や穴あけ作業は一切不要で、DIY初心者でも直感的に扱えるよう設計されています。
ラブリコは、「DIYは難しそう」「賃貸ではできない」と思っていた人たちにとって、空間づくりの自由度を一気に広げてくれる救世主的アイテムなのです。
● ディアウォールとの違いは?ラブリコの特徴を比較
ラブリコと並んで人気なのが「ディアウォール」。どちらも“穴を開けずに柱を立てる”アイテムですが、構造と使用感にはいくつか違いがあります。
比較項目 | ラブリコ(LABRICO) | ディアウォール(DIAWALL) |
---|---|---|
固定方式 | スプリング+ネジ式(しっかり固定) | 内蔵バネのみ(簡易固定) |
微調整のしやすさ | ネジで微調整が可能 | 高さにシビア。カット誤差に注意 |
安定感 | より強固に固定されやすい | 軽めの設置向け(重い棚やテレビは非推奨) |
見た目の印象 | スタイリッシュで、インテリア性も高い | シンプルでカジュアルな見た目 |
価格帯 | やや高め(1セット1,000円前後) | 比較的安価(1セット800円前後) |
ラブリコはしっかりと固定したい人や、重めの棚・収納にも対応したい人に向いていると言えるでしょう。カラー展開も豊富で、インテリアに合わせやすいのも嬉しいポイントです。
● なぜラブリコは賃貸ユーザーに選ばれているのか?
ラブリコが支持される理由は、見た目の良さや使いやすさだけではありません。原状回復を求められる賃貸住宅に最適な仕組みがしっかり備わっているからです。
- 工具不要&壁・床・天井を傷つけない
- 設置&撤去が簡単で引っ越し時も安心
- 高さを調整できるから天井高に左右されにくい
- 再利用が可能(引越し後にも使える)
つまり、ラブリコは「一度買って終わり」ではなく、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるDIYパーツなのです。
● ラブリコは“DIY初心者の味方”
「DIYなんてやったことがない」「失敗したらどうしよう」
そんな不安があっても大丈夫。ラブリコは、設置に専門的な知識も技術もいらず、説明書や公式サイトの動画も充実しています。
使い方は本当にシンプルで、
- ホームセンターや通販で木材とラブリコを用意
- 木材を天井高よりやや短めにカット
- ラブリコのパーツを上下につけて、天井に突っ張るだけ
「初めてDIYをする人が最初に選ぶべきアイテム」として、安心しておすすめできます。

賃貸でもDIYを楽しもう!
設置に必要なアイテムと選び方のコツ
● ラブリコ設置に必要なものは「たったの3つ」
ラブリコDIYの魅力は、必要な道具がとてもシンプルなこと。以下の3つがあれば、柱を作る準備は完了です。
- 2×4(ツーバイフォー)木材
- ラブリコのアジャスター(上キャップ+下キャップ)
- メジャー or メモリ付きスケール(高さ測定用)
基本的にはこれだけでOK。棚板を追加する場合は「棚受け金具」や「L字金具」なども必要になりますが、まずは“柱だけ”を立てるだけなら非常に手軽です。
● 2×4木材は「カット寸法」が重要!
ラブリコDIYで最も重要なのが、「木材のカット長さ」です。
基本的に、ラブリコはスプリングで突っ張って固定する仕組みになっており、天井からマイナス95mm(9.5cm)に木材をカットするのが理想とされています。
例)天井の高さが240cmの場合
→ 木材は「240cm − 9.5cm = 230.5cm」でカット
ホームセンターでは、1カット数十円で好みの長さに加工してもらえるため、購入時に「ラブリコ用にカットしてください」と伝えれば安心です。
注意点:
- 高さがギリギリだと、突っ張れず浮いてしまうことがあります
- 逆に長すぎると設置できず、木材を削る手間が発生します
● ラブリコの種類は?色・用途で選べる豊富なラインナップ
ラブリコ本体にもいくつかの種類があります。主なものは以下の通りです。
タイプ名 | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|
2×4アジャスター | 一番ベーシックな突っ張りタイプ | 柱づくり、棚の基礎構造など |
棚受けシングル/ダブル | 棚板を支える金具付きアタッチメント | 壁面収納、本棚、飾り棚など |
アイアンシリーズ | 重厚感のある黒鉄素材×マット塗装 | インダストリアル風・男前DIYに |
ホワイト/グレー | 明るくて圧迫感のない色合い | ナチュラルインテリア向け |
色や質感も、インテリアスタイルに合わせて選べるので、部屋の雰囲気を壊さず、むしろ引き立ててくれるのが嬉しいポイント。
● その他にあると便利なもの(+α)
- 水平器:柱がまっすぐ立っているか確認できます
- 滑り止めマット(床面用):安定感が増し、床への傷防止にも
- ドライバー or 電動ドリル:棚板を追加する際にあると便利
- ワックス・塗料:木材に色をつけて、よりおしゃれに
特に水平器や滑り止めマットは、柱の安定感を確保するためにもおすすめ。DIYに慣れていない方でも、これらを活用することで「失敗しないDIY」が実現できます。
ラブリコ設置手順|DIY初心者でも簡単な流れ
● 工具なしでもOK!最初の1本を立ててみよう
ラブリコを使った柱設置の手順は驚くほどシンプルで、初心者でも1本10分程度で完成します。
以下の流れを参考に、まずは“1本だけ”立ててみるのがおすすめです。
【ステップ1】天井の高さを測る
最初に行うのは「天井の高さの計測」です。
ラブリコは、木材の両端に専用パーツをつけて“突っ張る”構造のため、木材の長さ=天井高−9.5cmが基本ルール。
壁から床までの高さをメジャーで正確に測りましょう。誤差があると、突っ張れなかったり、傾いたりする原因になります。
【ステップ2】木材をカットする
ホームセンターやネット通販で購入した2×4木材を、測定結果に基づいてカット。
カットは購入時に依頼するのが最も簡単です。
例:天井が240cmなら、木材の長さは「230.5cm」にカット。
※やや短めにするのがコツ。長すぎると設置できないうえ、削る手間が発生します。
【ステップ3】ラブリコ本体を装着
カットした木材の上下に、ラブリコのアジャスター(上部キャップと下部キャップ)を取り付けます。
- 上キャップはネジ付きで調整可能
- 下キャップは差し込むだけでOK
工具は不要で、手だけでしっかりはめ込めばOKです。
【ステップ4】木材を立て、天井に突っ張る
木材を設置したい場所に垂直に立て、上キャップのネジを回してスプリングを伸ばし、天井方向にしっかり突っ張ります。
突っ張り加減がゆるいとグラつきますが、回しすぎると天井に強く当たってしまうため、「しっかり立つけど、押しても揺れない」くらいの力加減が理想です。
【ステップ5】水平をチェック(任意)
可能であれば、水平器を使って柱が垂直に立っているか確認します。
スマホアプリでも代用できますが、手頃な水平器(100均でも入手可能)があると便利です。
● 設置後にやると便利な“ひと工夫”
柱が無事立てられたら、それだけでも立派なDIYですが、ここからのひと工夫”が空間を格上げしてくれます。
- 棚板を取り付ける:L字金具やラブリコ専用棚受けで簡単に追加可能
- フックを取り付ける:帽子・バッグ・鍵などの収納に便利
- 木材にワックスを塗る:ヴィンテージ感や木目を強調できる
- LEDライトやフェイクグリーンを巻く:見た目がグッとおしゃれに
このように、ラブリコDIYは「柱を立てる→好きにアレンジする」という流れで、無限の応用が可能なベース作りになります。
● 失敗しないコツまとめ
- 木材は長すぎず、計測通りにカットする
- 突っ張りすぎず、適度なテンションを意識
- 設置する場所の床・天井の状態(傾斜や段差)も確認
- 設置中は必ず1人が支えておく(転倒防止)
ラブリコの耐荷重と安全な使い方|設置時の注意点と補強方法
ラブリコは、賃貸でも壁や天井を傷つけることなく柱や棚を設置できる人気のDIYツールです。便利な反面、使用時には耐荷重について理解し、安全に使うことが大切です。ここでは、ラブリコの耐荷重に関する基礎知識や安全に使うためのコツを解説します。
ラブリコの耐荷重はどれくらい?
ラブリコの耐荷重は、1本の柱で約10~20kg程度が目安です。設置場所や柱の数、取り付け方により変わるため、慎重に判断することが重要です。重い物を載せる際は、耐荷重を超えないよう確認しながら設置を行いましょう。
耐荷重をアップする方法
重い物を支えたい場合は、1本に荷重をかけず、複数の柱を並べて荷重を分散させると効果的です。たとえば、2~3本の柱で棚やラックを支えることで、安定性が高まり、安心して重さに耐えられます。また、棚を取り付ける際は、特に棚の手前側に重さがかかりすぎないように調整し、均等に配置することが大切です。
補強方法で安全性を向上
ラブリコの耐荷重を守りながら使用するには、補強板や耐荷重シートなどの補強方法も効果的です。柱の背面や側面に補強板を取り付けると、荷重が分散され安定感が向上します。また、滑りやすい床や天井には、耐荷重シートやゴムマットを敷くことで摩擦が増し、柱がずれにくくなります。補強材を活用し、設置後の安定性を保つと安心です。
耐荷重を超えた場合のリスク
耐荷重を超えた使用は、柱が緩み倒れるリスクを伴います。長期間にわたり過剰な荷重がかかると、柱がゆるんで倒れる可能性があるため、特に注意が必要です。棚に物を配置する際には、重い物を低い場所に、軽い物を上部に配置し、荷重を均等に保つよう心がけましょう。
ラブリコは、賃貸住宅でも安心して活用できる便利なDIYアイテムですが、安全な使用のためには耐荷重の管理が大切です。複数の柱で荷重を分散したり、補強材で安定性を高めたりと工夫を取り入れ、安心しておしゃれな空間作りを楽しんでください。

安全第一でDIYを楽しもう!
実例で見る!ラブリコの活用アイデア集
● ラブリコは“柱”じゃなくて“可能性”
ラブリコの真の魅力は、ただ柱を立てるだけでなく、その柱を起点に無限のDIYアレンジが広がることです。
ここでは、実際に人気のあるラブリコ活用事例をカテゴリ別に紹介します。
① 壁面収納|見せる収納×隠す収納のハイブリッド
ラブリコで柱を2本立て、棚板を渡すだけで、スタイリッシュな壁面収納が完成。
- 文房具や本を置くミニ書斎
- キッチン横に調味料・家電置き場
- 洗面所でタオル収納+化粧品スペース
とにかく“見せる×隠す”を自由に調整できるので、生活感を上手にコントロールできます。
棚の高さを変えるのも簡単で、ライフスタイルに合わせて柔軟にカスタマイズできるのがポイント。
② 推し活・ディスプレイ棚|オタク心をくすぐる飾り場に
「アクスタを飾りたい」「ぬいぐるみを並べたい」
そんな願いを叶えてくれるのが、推し活専用ディスプレイ棚。
- LEDライトでライトアップ
- アクリルスタンドを整列
- フォトカード・色紙・グッズを立体的に配置
壁に穴を開ける必要がないので、賃貸でも“推し空間”が作れるとSNSでも話題に。推し色で木材を塗装して統一感を出すのもおすすめです。
③ 見せる玄関収納|帰宅動線もおしゃれに整う
玄関スペースにもラブリコは大活躍。
縦2本+棚板で、靴や傘、鍵、マスク、バッグなどの“出かけるセット”をひとまとめにできます。
- 鍵掛けフック
- マスクのストック棚
- 靴の段差収納
- お気に入りポスターでデコ
機能的かつおしゃれに見せることで、帰宅時も出発時も気分が上がる空間に。
④ 隠れ家ワークスペース|テレワーク・勉強部屋にも
部屋の一角に“間仕切り”のように柱を設置し、天板を取り付ければ、ミニデスクコーナーが完成します。
- PC作業に集中したい
- 子どもの勉強スペースを作りたい
- オンライン会議で背景を整えたい
そんなときにもラブリコが大活躍。天板下にワゴン収納を追加すれば、狭い部屋でも作業効率アップ。
⑤ 壁掛けテレビ・プロジェクター設置も可能
ラブリコは、柱に「テレビ金具」や「プロジェクター用棚」を固定することで、壁掛けスタイルも実現可能。
重量に気をつけながら設置すれば、賃貸でも本格的なホームシアター空間を作れます。
- 木目×ブラック金具で無骨に
- 白×ナチュラルでカフェ風に
スタイルに応じたインテリア演出も楽しめます。
● ポイントは「自分に合った用途×レイアウト」
活用アイデアは無限大ですが、大切なのは何のために使うかを明確にすること。
必要な棚の数、奥行き、柱の間隔などは目的によって変わります。
- 収納したいものは軽い?重い?
- 見せたい?隠したい?
- どの部屋に設置する?
この3点を意識すれば、あなたにぴったりのラブリコ空間がきっと見つかります。

アイデア次第で無限に広がる!
賃貸DIYでもラブリコが選ばれる理由
● 「賃貸だから無理」を覆す救世主
壁に穴を開けられない。床や天井を傷つけたくない。
賃貸に住んでいる人がDIYをあきらめてしまう最大の理由は、“原状回復の義務”です。
そんな中で登場したのが、突っ張り式のDIY補助アイテム「ラブリコ」。
工具不要・穴あけ不要・取り外し簡単という三拍子が揃った画期的なアイテムとして、DIY初心者からも熱い支持を集めています。
● ラブリコのメリットまとめ
1. 壁や床を一切傷つけない
ラブリコはツーバイフォー材を床から天井に突っ張るだけで自立。ネジ止め不要なので、壁紙・床材ともに無傷でOK。
2. 工具なしで設置・撤去ができる
電動ドリルやノコギリがなくてもOK。設置時はネジを手で回すだけ。引っ越しの際にも“簡単に外せる”のが強み。
3. 部屋に合わせて自在にカスタマイズ
収納・インテリア・間仕切り・作業スペースなど、用途に応じて柱の本数や棚の数を調整可能。カラーや塗装も自由自在。
4. コスパが良く、材料調達が楽
本体パーツと木材だけで始められ、1セット2,000円前後とリーズナブル。ツーバイフォー材もホームセンターや通販で簡単に入手可能。
5. 女性やDIY未経験者でも安心して使える
「DIYに挑戦したいけど不器用だから…」という方でも、ラブリコは手で組み立て可能な設計。
軽量で安全性が高く、一人でも安心して設置作業ができます。
● ディアウォールとの違いは?
似たような商品に「ディアウォール」がありますが、最大の違いは突っ張り方式です。
ラブリコ | ディアウォール |
---|---|
ネジでテンションを調整可能 | 内蔵スプリングのみで固定 |
微調整しやすく安定感◎ | 突っ張り力は若干弱め |
やや高価(1セット1,500円〜) | 比較的リーズナブル |
安定性・調整のしやすさを重視するなら、ラブリコのほうが扱いやすいという声も多く聞かれます。
● 原状回復が可能だから、気軽に試せる
「DIYしたいけど、退去時のことを考えると不安…」という人にとって、ラブリコは“試しやすいDIY”の選択肢。
- 引っ越すときは柱を取り外して処分するだけ
- 天井や床を掃除すれば、設置跡も残らない
- 木材は再利用可能でエコ
賃貸でも、分譲でも、“今の部屋をもっと好きになる工夫”としてラブリコは優秀なパートナーです。
まとめ|“傷をつけない”から、もっと自由にDIYできる時代へ
「DIYは賃貸には無理」
そんな常識をラブリコは軽やかに覆してくれました。
- 壁も床も天井も傷つけない
- 工具不要で設置も簡単
- 好きな空間を、好きなだけカスタマイズできる
この3つのポイントがあるだけで、誰でも“自分だけの快適空間”を手に入れることができるんです。
「空間にもっと収納が欲しい」
「推し活グッズをおしゃれに飾りたい」
「テレワーク用に間仕切りを作りたい」
そんな“ちょっとした願い”を叶えてくれるのが、ラブリコという存在。
特別な道具や知識がなくても、「やってみたい!」という気持ちさえあれば、DIY初心者でもすぐに取り組めます。
引っ越しのたびに原状回復で悩むこともなし。
ラブリコは、今の生活をより快適に、自分らしく整えるための“やさしいDIYアイテム”です。
▶ 今すぐはじめる人へ|おすすめスターターセットはこちら!
初めての方は、以下のようなセットからスタートするのがおすすめです。
- 2×4木材カット済みセット(ホームセンター or Amazon)
- ラブリコ 2×4アジャスター(1〜2組)
- 棚受け金具(必要な場合)
- デコレーション用小物(塗料・シール・LEDなど)
「傷をつけずに部屋を変える」楽しさを、ぜひ体感してみてください。
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